プロフィール


長島有紀 Yuki Nagashima 


自己紹介:

バロック&モダンフルート奏者

 

ことの「起源」を探るのが好きな性質の持ち主、音楽の根っこを探しに、昭和音楽大学(モダン・フルート専攻)卒業後、古楽研究の盛んなオランダ、デン・ハーグ王立音楽院(バロック・フルート専攻)へ留学。4 年間の修行を経て、卒業後帰国。

仏人ローラン・テシュネ氏の統括するアンサンブル室町(和と洋の古楽器オーケストラ)のメンバーとして、またオランダ在住時には、

写真家 P.D.Duyvis 氏の作品に演奏者兼、被写体として出演し、コンテンポラリー作品にも意欲的である。

バルトルド・クイケン、有田正広、前田りり子の各氏に師事。宮地楽器神田校講師。

 

 

●演奏者として

演奏場所や客層を選ばず「万人が楽しめる、開かれた古楽の世界を作る」目標を掲げ、積極的に活動を展開中。

自身の企画する<古楽レクチャーコンサート>では、老若男女問わず、古典音楽に馴染みのない現代人にも興味を持ってもらえるよう、その音楽が作られた時代の歴史背景や楽器、演奏様式、作曲家についての明解な解説を挟み「古」の魅力を伝えている。

過去(歴史)を知ることは、決して後戻りをすることではなく、これからの世界(未来)を創造するために有益な先祖からの贈り物だと考える。

 

●指導者として

フルート演奏の指導は勿論のこと、個々人が快活に楽しく毎日を送れるようフルートを通じて心身の鍛錬を指導している。

人間の「ライフ」に焦点を当てた指導法は独特でユニークなメソッドと定評がある。

 

 

●フランスと日本の架け橋プロジェクト

10 代の頃から、母国とは 180 度異なる気質を持つ「フランス」の芸術や国民の精神性に惹かれ、両国の橋渡し(相互理解)を目標とし、「ステレオタイプではない、ありのまま(日本⇔フランス)を紹介する」ことが目下の取り組みである。

フリーランスとして、和⇔仏の通訳も務める。