古楽レクチャーコンサートとは

古楽とは-古の楽器で当時の演奏スタイルを再現する演奏形態である。「音」から古人の生命を感じ取ることのできる、ロマンたっぷりな音楽である。しかし、現代人にはなかなか受け入れてもらいない。「高尚すぎて、自分にはよくわからないね。退屈で、眠くなってしまうよ…」という声はこれまで何度となく聞いてきた。
しかし、当時の時代背景や、楽器、楽曲、作曲家にまつわるエピソードなどを知り、ひとたび謎が解き明かされると、あら不思議!今まで拒絶反応を起こしていた「古の音楽」がすんなりと体に入ってくるものだ。
一方、現代の音楽を、古楽器の音色で聴くのも、また新鮮で面白い!バロックの巨匠が現代の曲を聴いたら、何と云うであろう…?
「音楽」は、人種も老若男女も問わない、万人に開かれた共通の「言語」であり、「遊び」であり、日々変化し続けている流動的な形のない創造物である。
私たちは、「古と現代」の懸け橋として、古今のコラボレーションに挑戦していく!